教授挨拶

ごあいさつ

2023年10月より滋賀医科大学泌尿器科学講座の教授を務めております影山進と申します。当ホームページを訪れていただいきました皆様へのご挨拶といたしまして、当講座の目指すべき基本姿勢を申し上げたいと思います。

“すべては患者さんのために“

医科大学の使命は診療・教育・研究ですが、一言で言えば「患者さんの健康のためにあらゆる面で全力を尽くすこと」になります。病める人々を支えるためにどうすれば良いのか。今のレベルを超えた医療を提供できるためには何が必要か。このような問題意識を常に持ち続け、診療・教育・研究に邁進するプロフェッショナル集団を目指して参ります。

【診療: 地域の医療ニーズに応える】
診療におきましては、滋賀県内唯一の大学病院として高度な医療を提供することを私どもの使命としております。2種の機器によるロボット支援手術(DaVinci Xi, hinotori)、多彩ながん治療、小児泌尿器科診療、女性泌尿器科診療、排尿障害管理など、泌尿器科のあらゆる領域を高いレベルで地域の皆様に提供できるよう、日々、努力いたします。

【教育: 全人的医療を実践する医師を育成する】
私自身、学生時代に父を病で亡くし、つらい体験を致しました。重い病気は、患者さんご本人はもちろん、そのご家族の心にも暗い陰を落とします。高い医療技術を習得するだけにとどまらず、期せずして病を患った方とそのご家族への寄り添う気持ちを持つことのできる医師を育成していきたいと思います。

【研究: まだ世に無いものをつくる】
研究では、現在の医療ニーズをマインドしながら、革新的な進歩を目指します。当講座でこれまでに積み上げてきた、がん分子標的研究や再生医療研究をさらに推進しつつ、新たな研究領域にも挑戦いたします。また、医学と工学の連携により、新しい医療機器・器具の開発にも注力していきます。

以上の目標を掲げ、「地域に支えられ、地域に貢献し、世界に羽ばたく泌尿器科学講座」を目指して参ります。 皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

滋賀医科大学 泌尿器科学講座

教授  影山 進

REPORT教室員の近況報告

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